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レンタルオフィスという言葉をよく聞くようになってきました。レンタルオフィスは、大抵起業家がオフィスとして使うものというイメージがあり、基本的には月極契約で、営業時間内にオフィスとして利用する場所とされています。ですが、最近では一般企業のビジネスマンが、オフィス以外の用途で利用する為のレンタルが増えています。
もちろん喫茶店でも自由にコンセントを利用できますし、Wi-Fiに対応した場所も増えてきました。そのため、わざわざ部屋を借りるということに違和感を覚えることもあるかもしれません。
あえてレンタルオフィスを利用する事にはきちんと理由があり、セキュリティ環境が整っていることが大きなポイントになっています。
喫茶店をはじめとした公衆のWi-Fiを仕事で使う場合、セキュリティ面から見ると、かなり危険なのです。また、テーブルに仕事の資料を広げたままにするのは、いくら何でも無防備すぎます。PCの画面や、取引先との打ち合わせでかわされる会話も同様です。これらの問題を一気に解決できるのがレンタルオフィスというわけです。
まず先に挙げたような、レンタルオフィスの月極契約の他に、一時的な時間貸しのレンタルオフィスが増えている点があります。必要な時間単位でレンタルオフィスを借りることで、セキュリティの心配を一切せずに、事務作業用に個室を借りることができますし、一時的な打ち合わせの為に貸し会議室を利用することもできます。契約するほど大規模なレンタルはせず、ちょっとだけ、必要な時に安心な空間を、どこででも借りることができる。この要素が強く反映しています。なお「時間貸し」が利用できるレンタルオフィスのほとんどは「サービスオフィス」で、常駐の有人受付スタッフが対応してくれるものです。
次にビジネスに必要な設備と、必要なだけのセキュリティがきちんと整っていることです。はじめにセキュリティのことは挙げましたが、こちらはインターネット環境や、PCのデータのセキュリティを指します。レンタルオフィスには有線LANやコンセントもありますし、借りた部屋だけでしか利用できない安全なWi-Fiも備えられています。
また入室管理や、それぞれ個人に必要なセキュリティ対策がなされた空間が一時間数百~千円で借りることができるというわけです。
こういったセキュリティ環境が整っているオフィスとして、業務効率化の為に外回りの営業マンが利用していることもあります。レンタルオフィスがある場所は、大抵駅の側や市内にあることが多いため、セキュリティの安心感があるスペースをあらかじめ確保できるからです。レンタルオフィスのセキュリティは、一時的な作業をする為に、非常に有効といえるでしょう。